2020-06-01 第201回国会 衆議院 科学技術・イノベーション推進特別委員会 第4号
皆さんも御存じのように、昨日、アメリカのスペースX社が民間企業として初めての有人宇宙飛行に成功して、国際宇宙ステーションに今二名の宇宙飛行士が滞在中というニュースが流れてきました。
皆さんも御存じのように、昨日、アメリカのスペースX社が民間企業として初めての有人宇宙飛行に成功して、国際宇宙ステーションに今二名の宇宙飛行士が滞在中というニュースが流れてきました。
アポロ計画ですとかスペースシャトルですとか宇宙ステーションといった、非常にダイナミックで、かつこの人類の未来を指し示すような、そういう活動というふうに捉えられていて、必ずしも宇宙開発全体というよりは、そうした目立つ、ちょっとやや強引に言えばかなり派手な部分にどうしても目が行ってしまうという、そういう傾向があるかと思いますが、今、実は国際社会における宇宙開発の現状というのは、非常に大きくそういった有人宇宙飛行
○参考人(鈴木一人君) 日本の場合、宇宙開発というものが、これまで、一方では有人宇宙飛行、非常にお金が掛かる、そしてそれのリターンがどのくらいあるのかということは極めて曖昧な状態である。今の宇宙ステーションもそうなんですけれども、よく指摘されるのは、宇宙ステーションにかれこれ累計で一兆円近く使っているわけですけれども、それに対してどれだけのやっぱりリターンがあったのかと。
中国が有人宇宙飛行を成功させる中、我が国の宇宙開発の将来目標、これについてお聞きをしたいというふうに思います。これは先ほど江島委員からも同じような質問がありましたけれども、例えば日本として有人飛行、月探査、こういったものなどを考えているのかどうか、これについて大臣からお聞きをしたいというふうに思います。
JAXAでも把握しているかと思うんですが、有人宇宙飛行を長期間、例えば何カ月間とした場合に、僕はちょっと脳に興味があるもので、人格とか脳機能、そういうものにどういう影響を及ぼすかということがどこまでわかっているかだけでも、ちょっと教えていただきたいと思います。
○岩瀬政府参考人 これまでの有人宇宙飛行の経験や実績によりまして、宇宙空間に長時間滞在することにより身体へさまざまな影響を及ぼすということが報告されつつございます。 例を挙げさせていただきますと、国際宇宙ステーション、ISSに長期間滞在した宇宙飛行士のうち、視力の低下など視覚に関する症状が重かった者につきまして、頭蓋内圧が高くなっていたことが報告されるという事例がございました。
有人宇宙飛行から始まって、ドッキングをどんどんどんどん成功させてやってきている。それで、そこは軍部がかなり主導してやってきている。そして、二〇二〇年にはこのISSがどうなっていくか。取りあえず、やっても二〇二四年までですよね。それ以降は中国の宇宙ステーションしかなくなってしまって、この宇宙開発が中国の独壇場になってしまうという可能性もあるわけですね。
これはもう例を挙げればたくさんありますが、例えば宇宙の分野でいいますと、有人宇宙飛行、宇宙空間に人を送れる技術、これを持っているのは世界で三つだけ、アメリカとロシアとそして中国です。日本はあくまで依存しているだけです。
国もプライドをかけて、有人宇宙飛行に予算と労力をある程度注いできたという実績もございます。しかし、現実的には、有人の宇宙機というのは一兆円以上かかるというふうにも聞いています。国の予算、宇宙関連というのは大体三千億円、暗黙の了解、これはシーリングがかかっている。そういった状況、先ほど言った状況の中、そして予算的な制約の中で、この有人宇宙飛行というのは見直しが迫られる。
宇宙の利用というのは、これはある意味人類の夢でございますし、また我々日本人にとっても有人宇宙飛行、この分野を切り開く、そういった意味でも非常に意義が大きいと思いますし、これから本体のユニットが取り付けられますと、そこでいろんな実験が行われて新たな産業利用にもつながると、こういうことも言われているわけでございますから、大変意義があったというふうに思っておるところでございます。
有人宇宙飛行計画ですね。中国が成功したということで、私は本当にどきっとしている。米ロに次いで中国、そういう意味では、日本の有人宇宙飛行計画というものがえらくおくれているというふうに私は思っています。 また先ほどの趣旨と共通するかもしれませんが、財政面で有人宇宙飛行計画について日本がしっかり手当てされているのかどうか。
もちろん、米国の保有するそれに比べますと、数は、規模は劣るというものの、確実にその配備数を増しておって、同時に、有人宇宙飛行に成功するというぐらいの技術力の急速な向上というものもあるわけですので、これは大変脅威であると私は思っております。
いますけれども、どうも昨今の中国の我が国に対してのいろんな挑発だ、あるいは靖国の問題だ、いろんな教科書の問題だ等、特に潜水艦が領海侵犯をしてまだその舌の根も乾かないうちにもう既にまた我が国のEEZに二度も海洋船を派遣してくるという、もう本当に、これほど挑発をされてもやっぱり日本というのは何も物が言えないんだということを分かっていてやられておるという、これもまた腹が立つ思いでありますけれども、私はやはり有人宇宙飛行
ちょうど昨年の打ち上げ失敗の約一カ月半ぐらい前ですけれども、中国が神舟五号というものを打ち上げまして、世界で三番目となる有人宇宙飛行を成功させたわけでございます。
茂木大臣も力を入れておられますが、残念ながら、中国では有人宇宙飛行の成功が報道されたり、あるいはアメリカが月にもう一回人類を送るという話をしたり、この間ヨーロッパのメンバーは、月に我々も行きますと日本語で研究発表のとき言っていましたけれども、日本はどうするんだ。
幾つか、本当に素人の発想で恐縮でありますけれども、その宇宙開発委員会の計画、大ざっぱなものも拝見をさせていただきましたけれども、その中には、国産ロケットによる例えば有人宇宙飛行の計画、こういったものはたしかなかったと思います。
○青山副大臣 大変豊富な質問の内容がありまして、一つは、有人宇宙飛行でございますが、さきにH2ロケットが二回失敗をしましたこの苦い経験、実はこれをよい教訓として、今、H2Aロケットをぜひこの夏に成功させていきたい、強い決意で取り組んでおります。 しかし、有人宇宙飛行となりますと、相当、現在のロケットの技術を大幅に向上させていかなければならない、安全性を高めていかなければならない。
そういう中で、有人宇宙飛行、これはある特殊な技術と思われるかもしれませんけれども、違います。人間を宇宙に送るというのは非常に幅の広い、高度な技術でございます。それを中国が先に実行するというのは、これはイメージ的にも、また現実の今の技術のレベルをどう認識するかという意味においても、大変大きなマイナスでございます。
しかし、我々の仲間の宇宙関係機関の研究者等によりまして、中国の有人宇宙飛行に係る技術開発が進展しているという情報は得ております。ただ、具体的にどこまでどう行っているかということの情報は得られておりませんので、私ども非常に関心がございますので、鋭意今情報を集めているところでございます。
○高村国務大臣 中国政府からは、有人宇宙飛行計画に関する正式な発表は行われていないわけであります。この中国の有人宇宙飛行計画につきましては、ことしの五月以降たびたび国内外で報道されているわけでありますが、公開情報に乏しいためにこれらの報道内容を確認できておりません。今後とも情報収集に努めてまいりたいと考えております。
これまで経験がなかった今の有人宇宙飛行につきましても、毛利さんがスペースシャトルに乗ることが決まった。大変うれしいことでございます。有人宇宙活動を開始し得るようになったんですからね。 とりわけ宇宙ステーション計画は、これは日米欧機関が協力して実施する分野の最大のプロジェクトと言えます。
それに対して、まさに宇宙ステーションの時代というのは、真空、無重力の中において、新しい環境で、しかも有人宇宙飛行というものを前提として、そして技術というものをどんどん開発をしていく、これが第二世代かと思うわけでございます。
○久世公堯君 有人宇宙飛行、宇宙ステーションということになりますと、やはり宇宙飛行士と申しますか、これは計画上は大体わかっておりますけれども、一人乗せるに当たって予備的にも訓練をしておかなきゃいけないとか、何交代でしなきゃいけないとか、そういうことを考えますと、これからこの宇宙ステーション計画に参加するに当たって、そういう飛行士の訓練というのは今はみんなかなりアメリカに依存している面があろうかと思いますけれども
○久世公堯君 今のに関連をいたしまして、アメリカとの間でかなりそういう面の技術格差があるだろうと思うわけでございますが、そうなりますと、例えば日本のモジュールの中における通信関係でございますとか、エレクトロニクスのコンピューター関係でございますとか、そういうことは日本の技術というのはかなり進んでいると思うわけでございますが、やはり全体としての一体性でございますとか、特に有人宇宙飛行という面における安全性
さらに、この政策大綱によりますと、当面の課題としておおむね五つか六つぐらい挙げてあるようですが、そこでも有人宇宙飛行計画の準備を進めることということが明確にされておりますね。天文観測では月ロケットや金星、火星などの惑星探査ロケットも発射ができるように将来計画を立てたい。果たして惑星——金星、木星までいろいろな探査をしなければいけないほどの必要性が日本にとってもあるのかどうか。
それでありますから、このアメリカの考えておるような有人宇宙飛行計画とか、宇宙科学計画によるところの、いろいろな広範多岐にわたる問題を追求していくとかいうところまではいかないとしても、宇宙開発基本法をつくるという段取りに対しての宇宙開発の目的というものは、いま宇宙開発委員会や宇宙開発事業団の目的としてきめられたものだけでは私はいけないのじゃないかというふうに考えるのですが、これに対して、もし長官、御所見
最近になりますと、有人宇宙飛行等が行なわれまして、その宇宙飛行士の安全に関するいろんな通信が出ることが予想される情勢になりましたので、そういう通信につきましては絶対優先順位で扱うことにしましたわけでございます。
これは新しく入ったわけでございますが、現在宇宙活動が有人宇宙飛行あるいはその他の宇宙における人間の活動が行なわれるような情勢になりましたので、その人命の安全に関する通信を最先順位に、絶対的優先順位で扱うことにしようということで宇宙通信という条項が入ったわけでございます。